メタボリック症候群とか生活習慣病とか、体調管理といって、健診の項目にお腹周りの測定というのが入っています。体脂肪を測ったり、数値を割って指標にするなど健康管理にもいろいろあります。単に太っていなくとも、ひとのからだは絶えずサイズが変わっていることにはあまり気がついていません。指のサイズも足のサイズも実は絶えず変わっているのです。時間帯によって靴はきつく感じられたりゆるく感じられたり、長時間履くか、立ち通しかたくさん走るか、靴の素材によって体感できたりできなかったりということがあります。
決められたサイズ、思い込みのサイズで靴は何センチというものを購入しますが、時間帯によって足のサイズもおおきく変わります。
指輪もまた同様で、季節によってもゆるくなったり、ある季節ではきつくなったりということが起こります。
ちょうどよい指輪のひとでも、常に指に食い込んで見えるようなタイプの指の場合、むくみや引き締まりの増減の差が顕著に現われます。逆に骨と皮だけのタイプの指はあまりむくんだり引き締まったりということがありません。常にひきしまったままと言ったらいいでしょうか。
どの体調のときに合わせてサイジングするのが一番いいのかを選ぶことが大切ですが、まずはその変化を自覚するところから始めるとよいのではないでしょうか。