ジュエリー製作 アクセサリーデザイナーの仕事と転職 履歴書の書き方

転職する際の履歴書に、ジュエリー作りの製作職募集にアプライするにはどう書けば効果的でしょう。持っている資格や出身学校が決めてになって採用されるものなのでしょうか。 ジュエリーを作った経験の有無、デザイン学校の経験やジュエリー専門学校でどういった経歴があるかなど、くわしく書くと思います。イタリアのジュエリーアカデミーで学んだとか、どこのジュエリー工場でCADをやっていたとか、シルバーであがったものを磨いていたなど。 腕自慢に近い輝かしい経歴というのは、履歴書にほんとうに必要でしょうか? ジュエリー会社側は初心者よりもりっぱな学校出身とかそうした腕の良さ、器用自慢を採用したいと思っているのでしょうか? ジュエリー工房のお仕事はどこも同じのように思われるかもしれませんが、それぞれの方向性というものがあり、一様にひとくくりできないところがあります。ジュエリーを作る工程もそれぞれ。基礎のデザイン画が描けるというのが大前提かもしれません。そしてそのアトリエごとの流儀を素直に吸収できるようなまっさらな心の方が企業に求められるのではないでしょうか。

職場に限らずオレは出来るんだぞプライドよりも、知らないことは知らないと言える学ぼうとする姿勢が大切。 金属加工において、例えばバリを取るという作業に着手するという時、金属の表面を削ってしまっては、バリを知らずにしったかぶりをして材料を無駄にしてしまうことにつながるからです。

企業が人を採用し育てるというのは今時は減ってしまい、ある程度どこかで経験を積んだひとを採用し即戦力にしたいという転職の募集の方が多くなっています。育てるということは、最初の失敗もそれにかかる時間給と、消耗工具、製作スペースも企業のお膳立てによって成り立っています。そして一番コストがかかるのがその金属素材。もちろん練習台にされるのは擬似金属だとしても、やはり本番で失敗がつきものです。指導担当者が少しでも気をぬいて新人に任せてしまうとすぐに取り返しのつかないミスが起きるのが宝飾の世界。新人にはコマメに進行過程と加工の出来を確認しながら進めなければよいものはできません。材料費も教える時間も企業が負担してまるでジュエリー学校のように手厚く人を育てるということが、どこの企業にも大きなコストとなっています。そうした人件費もジュエリーのコストに反映されているということでしょうか。

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